Windows98Meの丸ごとコピーの方法(DOS/V編)
ようやくエクスプローラだけでWindows98Meの丸ごとコピーがとれるようになりました!!
星名徹のHowToシリーズ
あなたは2001年6月2日以来
人目のお客様です。
Last Update H13.11.8
お願い:このWindows98Me丸ごとコピーについての一切の責任をとれません!!
自信の無い方はやらないで下さい!!
- 1. 稼働中のWindows98MeハードディスクからのWindows98Me丸ごとコピーの問題点
-
- 問題点を洗い出してみた、コピーに関しては、エクスプローラーが使えれば問題点は以下の2点である
- *FORMAT時にシステム転送が出来ない
- Windows98MeのsysコマンドはCドライブにしかシステム転送が出来ないばかりか、修復用にしか使えないため、CドライブにWindoowsデレクトリーやシステムファイルが入ってないと転送出来ないのです
- *コピー時に、ファイル共有違反が発生する(C:¥Windows¥win386.swp)
- このファイルはWindows98Meが使用する、スワップファイルです
- C:ドライブのこのファイル以外の全てをD:ドライブにコピーすれば良い事となる
- また、スワップファイルは運の良いことに、システムが再構築してくれるので、コピーの必要は無いのです!!
- この他、ハードディスクへのコピーである事による問題はスキャンディスクが解決してくれる
- では、C:ドライブに原本、D:ドライブに新しいディスクの条件でハードディスクどうしでのコピーをとってみよう
- 2.準備(新しいハードディスクをDOSレベルで認識できるようにする)
-
- 注意:起動ハードディスクがIDEからSCSIへ等、変更となる場合はその都度BIOSレベルでハードディスクの起動順序を変更しておく事(以下この件については省略)
- Windows98Me用の起動ディスクを準備する
- 電源を切断する
- 原本C:ドライブとなっていたハードディスクを取り外す
- 新しいハードディスクをC:ドライブとなるように取り付け
- Windows98Me用の起動ディスクをフロッピーディスクドライブA:に挿入
- 電源を投入する
- 起動が完了したら、新しいハードディスクC:を、FDISKコマンドにより領域を確保し、アクティブとしておく
- リセットを行い再起動し FORMAT C:
- ここまで出来たらこのままリセットをかけ、DOSレベルでCドライブの認識が可能な事を確認する
- DOSレベルでの認識が出来なければ再度点検し、やり直して下さい、これが確認できなければ先には進めません!!
- 電源を切断する
- ここで今までの原本のハードディスクをC:に、新しいハードディスクをD:となるよう取り付ける
- 3.旧ハードディスクからの立ち上げとWindows98Meのコピー
- DOS/V機の電源を投入しWindows98Meを起動します
- 以下原本C:ドライブから新しいD:ドライブへコピーを行います、くれぐれも原本を移動をしないように!!
- エクスプローラーを起動し、全てのファイルと拡張子を表示するようにしておく
- まず、始めに新しいハードディスクD:がエクスプローラーで見えていることを確認しておきます、見えなかったら残念ですが、2項の準備をやり直して下さい
- C:ドライブのWindowsフォルダーを右クリックしコピーする
- D:ドライブのルートディレクトリーに貼り付けを行い、コピーが始まったらすぐキャンセルを行う
- D:ドライブのWinwowsフォルダーの中身を全て削除する(このまま続けると、スワップファイルのコピー時に共有違反が発生する)
- C:ドライブのWindowsフォルダーの中身の全てを選択、その後win386.swpファイルのみを選択から除き右クリックしコピーする
- D:¥Windowsフォルダーの中に貼り付ける
- C:ドライブのルートデレクトリーの全てを選択した後、Windowsフォルダーを選択から除き、右クリックしコピーする
- D:のルートディレクトリーに貼り付ける
- これでコピーは終了です
- 4.ハードディスクを入れ替え、システム転送をする
- 電源を切断する
- 今まで使用していた原本ハードディスクC:を取り外す
- コピーが完了した今までのD:ドライブ(新しいハードディスク)を、C:ドライブとなるよう取り付ける
- WindowsMe起動用ディスクをAドライブにセット
- 電源を投入し起動します
- 起動完了したら、sys c: と投入しシステム転送します
- 起動用ディスクをぬきます
- 5.リセットして再起動します
- しばらく待つとwin386.swpが再構築され、立ち上がってきます
- システムもWINDOWSフォルダーをコピーした事により転送されています!!
- 起動がうまく行ったら
- スキャンディスク(FATの不一致等の問題を解決してくれます)
- デフラグ(コピーによるWindows98Meの速度の問題を解決してくれます、まあやらなくても良いですけどね)
- の順で実行します
- もし起動がうまく行かない場合は、一度Safeモードで起動後、再起動してみて下さい
- 6.要点
- sysコマンドはCドライブへの修復専用である
- Windowsフォルダーをコピー後 sys c: と投入システム転送を行う
- 起動ハードディスクがIDEからSCSIへ等、変更となる場合はその都度BIOSレベルでハードディスクの起動順序を変更する
- 新しいディスクにFDISKとFORMATを行いC:ドライブとしての認識出来る事を確認しておく事
- エクスプローラーは全てのファイルと拡張子を表示するようにしておく
- C:¥Windows¥win386.swp以外の全てをコピーする(間違っても移動しないように!!)
- (win386.swpが共有違反となる)
- (このファイルはコピーしなくともシステムが再構築してくれます)
- コピー後
- スキャンディスクをかけ、FATの不一致等の問題を解決する
- デフラグをかけ、動作の高速性を取り戻す
- くれぐれもコピーと間違って移動をしないように、大元が壊れますよ!!
- ではみなさん大容量ハードディスクに乗り換えて快適なWinndows98Me環境をお楽しみ下さい!!
- 実はコントロールパネルのシステムのパフォーマンスの仮想メモリを開き、仮想メモリを使わないにしてドライブごとコピーをすれば簡単なのですが、原本側の事故防止から上記の方法をとっています。
- 6.新しいハードディスクに十分な空き容量が有り、ツールを使うなら、北島さんのVFATBAKがおすすめです
- VFATBAKについては次をお読み下さい
- VFATBAKへ
見た人は下のボタンを押してね
E-mailhoshina@neptune.jstar.ne.jp