Windows98Meの丸ごとコピーの方法(DOS/V編)                  

Windows98Meの丸ごとコピーの方法

ようやくエクスプローラだけでWindows98Meの丸ごとコピーがとれるようになりました!!

          
星名徹のHowToシリーズ

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お願い:このWindows98Me丸ごとコピーについての一切の責任をとれません!!
             自信の無い方はやらないで下さい!!



1. 稼働中のWindows98MeハードディスクからのWindows98Me丸ごとコピーの問題点

問題点を洗い出してみた、コピーに関しては、エクスプローラーが使えれば問題点は以下の2点である

*FORMAT時にシステム転送が出来ない
        
Windows98MeのsysコマンドはCドライブにしかシステム転送が出来ないばかりか、修復用にしか使えないため、CドライブにWindoowsデレクトリーやシステムファイルが入ってないと転送出来ないのです

*コピー時に、ファイル共有違反が発生するC:¥Windows¥win386.swp

このファイルはWindows98Meが使用する、スワップファイルです
C:ドライブのこのファイル以外の全てをD:ドライブにコピーすれば良い事となる
また、スワップファイルは運の良いことに、システムが再構築してくれるので、コピーの必要は無いのです!!

この他、ハードディスクへのコピーである事による問題はスキャンディスクが解決してくれる

では、C:ドライブに原本、D:ドライブに新しいディスクの条件でハードディスクどうしでのコピーをとってみよう

2.準備(新しいハードディスクをDOSレベルで認識できるようにする)

注意:起動ハードディスクがIDEからSCSIへ等、変更となる場合はその都度BIOSレベルでハードディスクの起動順序を変更しておく事(以下この件については省略)

Windows98Me用の起動ディスクを準備する
電源を切断する
原本C:ドライブとなっていたハードディスクを取り外す
新しいハードディスクをC:ドライブとなるように取り付け

Windows98Me用の起動ディスクをフロッピーディスクドライブA:に挿入

電源を投入する
起動が完了したら、新しいハードディスクC:を、FDISKコマンドにより領域を確保し、アクティブとしておく

リセットを行い再起動し  FORMAT C:

ここまで出来たらこのままリセットをかけ、DOSレベルでCドライブの認識が可能な事を確認する
DOSレベルでの認識が出来なければ再度点検し、やり直して下さい、これが確認できなければ先には進めません!!

電源を切断する
ここで今までの原本のハードディスクをC:に、新しいハードディスクをD:となるよう取り付ける
3.旧ハードディスクからの立ち上げとWindows98Meのコピー

DOS/V機の電源を投入しWindows98Meを起動します

以下原本C:ドライブから新しいD:ドライブへコピーを行います、くれぐれも原本を移動をしないように!!

エクスプローラーを起動し、全てのファイルと拡張子を表示するようにしておく

まず、始めに新しいハードディスクD:がエクスプローラーで見えていることを確認しておきます、見えなかったら残念ですが、2項の準備をやり直して下さい

C:ドライブのWindowsフォルダーを右クリックしコピーする
D:ドライブのルートディレクトリーに貼り付けを行い、コピーが始まったらすぐキャンセルを行う
D:ドライブのWinwowsフォルダーの中身を全て削除する(このまま続けると、スワップファイルのコピー時に共有違反が発生する)
C:ドライブのWindowsフォルダーの中身の全てを選択、その後win386.swpファイルのみを選択から除き右クリックしコピーする
D:¥Windowsフォルダーの中に貼り付ける

C:ドライブのルートデレクトリーの全てを選択した後、Windowsフォルダーを選択から除き、右クリックしコピーする
D:のルートディレクトリーに貼り付ける

これでコピーは終了です

4.ハードディスクを入れ替え、システム転送をする
電源を切断する
今まで使用していた原本ハードディスクC:を取り外す
コピーが完了した今までのD:ドライブ(新しいハードディスク)を、C:ドライブとなるよう取り付ける

WindowsMe起動用ディスクをAドライブにセット
電源を投入し起動します
起動完了したら、sys c: と投入しシステム転送します
起動用ディスクをぬきます
5.リセットして再起動します
       
しばらく待つとwin386.swpが再構築され、立ち上がってきます
システムもWINDOWSフォルダーをコピーした事により転送されています!!
起動がうまく行ったら
  スキャンディスク(FATの不一致等の問題を解決してくれます)
  デフラグ(コピーによるWindows98Meの速度の問題を解決してくれます、まあやらなくても良いですけどね)
  の順で実行します

もし起動がうまく行かない場合は、一度Safeモードで起動後、再起動してみて下さい
6.要点

sysコマンドはCドライブへの修復専用である
Windowsフォルダーをコピー後 sys c: と投入システム転送を行う
起動ハードディスクがIDEからSCSIへ等、変更となる場合はその都度BIOSレベルでハードディスクの起動順序を変更する

新しいディスクにFDISKとFORMATを行いC:ドライブとしての認識出来る事を確認しておく事

エクスプローラーは全てのファイルと拡張子を表示するようにしておく
C:¥Windows¥win386.swp以外の全てをコピーする(間違っても移動しないように!!
   (win386.swpが共有違反となる)
   (このファイルはコピーしなくともシステムが再構築してくれます)

コピー後
   スキャンディスクをかけ、FATの不一致等の問題を解決する
   デフラグをかけ、動作の高速性を取り戻す

くれぐれもコピーと間違って移動をしないように、大元が壊れますよ!!

 
ではみなさん大容量ハードディスクに乗り換えて快適なWinndows98Me環境をお楽しみ下さい!!

実はコントロールパネルのシステムのパフォーマンスの仮想メモリを開き、仮想メモリを使わないにしてドライブごとコピーをすれば簡単なのですが、原本側の事故防止から上記の方法をとっています。


6.新しいハードディスクに十分な空き容量が有り、ツールを使うなら、北島さんのVFATBAKがおすすめです

VFATBAKについては次をお読み下さい
VFATBAKへ


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