このページは魚沼地方の希少、レッドデータ魚類を中心に解説します。
まだまだ川は雪の下のところが多くて観察はできませんね。
やはり5月頃からが本格的な活動シーズンかな。
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川の生き物調査が捕獲したナマズ(鯰)さん。まだ20センチくらいで
幼魚ですねー。最近は多いような気がします。
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観察会で採集したヤマメ(山女)2匹
よーく見ると模様も個体差があって少しずつ違っていますよ。
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数年前に捕獲した信濃川に住むギバチ(義蜂)です。なかなか網にも入らず
ようやく一匹捕獲して撮影しました。撮影後は無罪放免です。
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イワナ(岩魚)の幼魚ですがこれからはこのような幼魚も見ることが出来ますね。
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左のタイリクバラタナゴは各地で増えています。ニホンバラタナゴはまったく見かけなくなりました。
右のトウヨシノボリは大きい川よりも田んぼの用水路などに多く自生しています。
胸鰭が吸盤状になってますので水槽の壁面に張り付く事ができますよ。
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オイカワ(追河)も婚姻色の時はたいへん美しくなります。でも最近の子供達はこう言った事知りませんね。
これを教えるのはやはり大人の役割と思います。右のタモロコ(田諸魚)も信濃川に自生しています。
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ナマズの幼魚ですが特に右の写真は体長わずか1センチくらいです。
良く見ないとオタマジャクシと間違えてしまいます。
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清流を代表する魚類にカジカ(鰍)がいますが最近数も少なくなってきています。
独特の表情は何とも言えないユーモラスな顔をしています。
右端は生まれたてのカジカの稚魚です。川の生き物観察していた時に卵が網に入ったため
入れ物に入れて観察しいてたら、カジカの成魚が暴れ出したためにそのはずみで
孵化が始まってしまいました。初めて見ましたよ。とってもかわいいです。
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アカザ(赤棘、ハチヨ、ハチウオ)
新潟県準絶滅危惧種 環境省絶滅危惧II類
河川の中流息域から上流域に生息していますが数の減少が続いています。
一部河川では増加傾向の場所もありますがやはり大切にしたい種です。
胸鰭と背鰭に毒腺の棘がありますので下から持ち上げてください。
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メダカ(目高、クロメダカ)
新潟県準絶滅危惧種 環境省絶滅危惧II類
以前は県内全般に生息していましたが干拓や排水工事、水田の基盤整備事業、河川改修
などで自生地の数が激減しています。比較的水の汚れにも強く繁殖力も強いが外来魚
の被害に受けやすく数が減っている。目が光線の角度で青く光るので鑑賞にも綺麗。
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スナヤツメ(砂八目)
新潟県準絶滅危惧種 環境省絶滅危惧II類
全長約15センチくらいで口が吸盤状。かつては平野部や山間地の水のきれいなところに
生息していたが現在は山際の水のきれいなところにしか生息していない。左の写真は
幼体と成体と両方の姿が見えています。右は成体で目と鰓穴が良く見えています。
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シナイモツゴ(品井脂魚)
新潟県準絶滅危惧種 環境省絶滅危惧IB類
以前は新潟県内にも広く生息していた種ですが現在は山間地の池沼や河川の一部
のみ生息しています。特に外来魚の放流で他の小魚やエビ類と一緒に滅ぼされて
しまった個所が多く潜在的な絶滅の危険が増大しています。
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