星空紀行



スペースファンタジーの世界へようこそ

1年を通じて楽しめる天体を中心に解説しています

天体望遠鏡と双眼鏡の購入アドバイスも下にありますのでご参考に


        



夕方の月  独特の雰囲気があり好きな星景の一つです。
右は国際宇宙ステーションの画像です。望遠鏡のカメラを取り付けて
撮影しました。なかなか追うのがたいへんですよ。


国際宇宙ステーションなんて肉眼で見えないと思っている方が
おられますが、肉眼でも良く見えるんですよ。

ネットで国際宇宙ステーションを検索して、スペースシャトルを見よう
を見て下さい。日本から見える情報が記載されています。





そろそろ木星も今年度は見納めの季節になりました。
宵の西南の空低くなりましたね。



最大に近くまで大きくなったホームズ彗星です。
満月の近い大きさです。

突然のバーストで17等から2等になったホームズ彗星。
天体の現象は規模が大きいためいつ起こるか判りませんね。





2006年11月9日の朝、水星の日面通過の写真です。。
日の出から午前9時頃にかけて水星が太陽面を通過します。
午前7時15分頃、太陽面の中心より少し右側に黒いポツンとして点が水星です。

一番下の黒いのは黒点です。

撮影データは 8センチフローライト 2倍テレプラス使用 焦点距離1280ミリ
フィルターND400 ND8を2枚 フィルムフジネガ100 500分の1秒
右の写真がその時の撮影機材です。




いろんな彗星の姿を記載しましたがほんといろんな形があるもんですね。



金星は明け方の空に輝いていますが、双眼鏡でも欠けた姿はわかりますから挑戦してみてはいかがでしょう。





昨年の土星はこれくらいの環の傾きですので最も土星らしいです。
今、夕方のしし座に輝いていますよ。観望シーズンが終了します。
右側のさそり座、これからが良く見えるシーズンに入ります。





火星ももっとも観察しにくい惑星です。しかし人気は土星についでありますね。

この写真は2003年の写真です。10センチフローライトで撮影しています。


流れ星たち。
自分に向かって真直ぐ飛んでくる流星、停止流星を見ました。かなり明るく
驚きでしたよ。なかなか停止流星は見れるものではありません。

10月から12月は流星が多く流れる季節です。星空を見上げているだけで何個かは見れますよ。
写真の流星はペルセウス座流星群のものです。



月の代表的な地形です。
左がアリスタルコスとW文字のシュレーター谷。中が直線の壁。右がアペニン山脈
いずれもレンズ口径6センチでも観察可能な地形です。



昼間に観察できる唯一の天体、太陽です。
写真のように黒点の暗部、半暗部、粒状班などがよく見えています。
ただ減光方法をしっかり行わないとたいへん危険ですので注意して下さい。




明け方の空は夕方よりも透明度がいいですからチョット早起きして夜明け前の
空を見て見ませんか?思わぬ感動がある時がありますよ。



最近はデジカメもいろんなタイプが発売されていますがまだまだ天体用にはあまり向かない機種が大半を占めています。しかしここ数年望遠鏡接続アダプターなども充実してきていますのでこの写真のような月の写真くらいは誰でも簡単に撮影できるようになりました。

デジカメ撮影による月面です。

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楽しい月の観察をしませんか

月面南部のクレーター群 月面北部の海の部分です。 中央部にある特徴のある海 有名な天文学者の名前

これらの月のクレーターの写真はレンズの口径6〜8センチくらいの望遠鏡
でも十分に見えますよ。大きな高価な望遠鏡は必要ありません。むしろ春先の
春霞がかかったような日がクレーターがきれいに見えます。望遠鏡をお持ちの
方はぜひクレーターの名前を調べて見てください。昔の天文学者や有名の人
の名前が多く付けられていますので名前捜しもたのしいです。


カラー写真での月面も紹介します。月のカラー撮影はあまり面白くありませんが
最近のフィルムは性能がよいため簡単に撮影できますよ。


いずれもビクセン製10センチフローライト天体望遠鏡にて撮影。

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天体望遠鏡
購入ガイ

天体望遠鏡といってもいろんな種類が多数ありますが、月のクレーターや土星の環、木星の縞模様と4大衛星くらいは良く見える物が欲しい。 と言った時、望遠鏡本体を上下左右に動かせる器械ならば4〜5万円クラスで十分に観察可能になります。
もしも、写真も撮影したいと思うならば赤道儀という器械が必要になります。こちらの方は最低で10万円前後になります。
天体望遠鏡はレンズの大きさで倍率が決まってきますので、あまりにも高倍率を売り物にしている製品は避けてください。口径の15倍が限度と考えてください。(レンズ径8センチならば×15倍で120倍が限度です。)
確実なメーカー製品をお勧めします。個人的な考えで一般向けのメーカーとしてはビクセンの望遠鏡をお勧めします。(今使用中の望遠鏡はすべてビクセン製品です。)
天文関係の雑誌も購入のよい目安になりますよ。
双眼鏡購入
ガイド

双眼鏡も望遠鏡と同じく多種多用の種類がありますが基本的には手持ちで使用します。
したがって倍率も10倍以上の製品は見ていてもグラグラしてかえって目が疲れるだけですので、7〜10倍くらいの双眼鏡で十分のはずです。10倍以上の製品は三脚と取りつけて使用すれば可能です。
最近非常に高倍率のズーム双眼鏡がありますが、それらのほとんどは手持ちが不可能です。ましてレンズ口径3センチくらいの双眼鏡に50倍〜60倍を使用しているのがありますが使い物になりません。
現在私が使用しているのはニコン製42ミリ8倍モナークとビクセン製63ミリ9倍、25ミリ8倍の物です。抜群の見え味を示しまして素晴らしい像です。
いくら安いと言ってもあまりにも安価な製品は買わないほうがいいと思います。
天体写真の
撮影

  (固定撮影の方法)
日周運動や流れ星
夕焼け空や朝焼け空
の撮影
用意するもの
カメラは一眼レフが理想です。シャッター速度にB(バルブ)が必要です。撮影レンズは35ミリか50ミリあれば十分です。カメラ三脚とレリーズ。レリーズは長時間の撮影には必需品ですので必ず用意してください。レンズフードも周囲の光をカットしますし夜露の付着防止にも効果があります。
フイルムは感度400のネガカラーでもスライド用でもかまいません。夜露がレンズ表面に付く事がありますのでカイロがあればもっと良いでしょう。
絞りは開放よりも一段絞ってください。ピントを無限大に合わせてください。あとは実際シャッターを切って見てください。思ったよりも星が多く写ると思います。案外と感動ものですよ。
最近はデジタルカメラの使用が多くなっていますが、長時間撮影しますとバッテリーが消耗しますから注意して下さい。また三脚忘れないようにお願いします。感度は400あたりが妥当と思います。フィルムよりも空が白くなりますから注意してください。
観測地情報 魚沼地方の条件の
良い観察場所
1 魚沼スカイラインの展望台(下の町明かりが少々気になりますが高度40度以上は良 好です。直接光が入らない場所が良いが、夜景見物の車の通行も多い)
2 浅草山麓(魚沼市になりますが、浅草岳のすそ野はすばらしい星見ポイントです。)
3 枝折峠(標高1000メートルの峠で星のキラメキがすごい、ただしカーブ多し運転注意)
4 津南町沖の原台地(ひまわり畑で有名です。ここの集荷場は安全で広い)



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