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NETWORK

我が家のインターネット接続&ネットワーク環境です。

- 最終更新日 2009/06/11 -

NETWORK 機器
契約回線 NTT 東日本 フレッツ ADSL 8M タイプ
屋内配線 松下電工 宅内 LAN パネル ひらいてねット+(プラス) 4ヵ所用 (WTF35735W) / CAT5E ケーブル使用
ADSL Modem NTT 東日本 MN III (10BASE-T/100BASE-TX)
スプリッタ ミヨシ スプリッタ (ASP-SD2) (ノイズフィルタ内蔵 / サージアレスタ内蔵)
ADSL ノイズフィルタ ミヨシ デジタルフィルタ Pro (NTF-22PRO) コモンモード方式:通過周波数帯域 10Hz〜100MHz
(サージアレスタ内蔵)
TEL ノイズフィルタ ミヨシ テレホンフィルタ Pro (NTF-2PRO) バンドパス方式:通過周波数帯域 10Hz〜6kHz
(サージアレスタ内蔵)
無線 BB ルーター NTT-ME MN8300W (IEEE802.11b / g) Super G 対応、Intel IXP422 ネットワーク・プロセッサ搭載
(WAN 側 10BASE-T/100BASE-TX x1、LAN 側 10BASE-T/100BASE-TX x4)
無線 LAN PC カード NTT-ME MN-WLC54g-HQ (IEEE802.11b / g) (Super G 対応 / CardBus 仕様) x2
NAS NOVAC はい〜る KIT NAS NV-NAS390 (10BASE-T/100BASE-TX)
(HGST Deskstar T7K250 (HDT722525DLAT80) 250GB 7,200rpm)
使用ケーブル
LAN ケーブル エレコム スーパーフラットブロードバンドケーブル (LD-CTFSS シリーズ) CAT5 準拠
モジュラーケーブル エレコム フェライトコア内蔵モジュラーケーブル (MJ-FS シリーズ)
雷防護機器と UPS (無停電電源装置)
雷防護機器 白山製作所 サンダーカット XA (ADSL / アナログ回線用)
サンワサプライ 雷ガード内蔵タップ (TAP-SP12)
サンワサプライ 雷ガード (TAP-SP6)
エレコム 雷ガード機能付き AC アダプタすっきりタップ (T-AD5K2610WH)
UPS (無停電電源装置) APC ES 725 (BE725JP) 出力電力容量 450W / 725 VA
TV アンテナ回線機器
VU / BS / CS 分配器 マスプロ電工 VU / BS / CS 2分配器 (CSP2D-P)
セパレーター(分波器) マスプロ電工 VU / VU / BS(CS) 3出力型セパレーター(分波器)(SR3TL2-P) x2

(2009/06/11)

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ダイヤルアップから常時接続へ

画像:ADSL モデムは NTT MN III (ブリッジタイプ) ADSL モデムは NTT MN III (ブリッジタイプ)

フレッツ ADSL 契約 :1997年4月からダイヤルアップ接続でインターネットを使っていましたが、2003年12月にはついに常時接続のフレッツ ADSL サービス地域に入り 8M タイプの契約をしました。当時の家で事前に NTT のサイトで調べた結果、線路距離長(エンドユーザー 〜 NTT 収容ビル)まで 2,250m、伝送損失 42dB でした。確かに通信速度は速いに超した事はないですが、常時接続になった事で時間と料金を気にせず使えるこの時の感動は忘れられませんね。また、フレッツ ADSL になった事で通信中でも電話の通話が出来るという事は気が楽ですね。ADSL モデムは MN III というブリッジタイプの ADSL モデムをレンタルではなく NTT から購入しました。MN III 自体の価格はそれ程高くなかったので月々レンタル料金を払うよりも、購入して数年使えば元が取れると思ったからです。

画像:NTT-ME MN8300W と MN-WLC54g-HQ NTT-ME MN8300W と MN-WLC54g-HQ

無線 LAN ネットワーク構築 :フレッツ ADSL の契約を期に NTT-ME の無線 LAN ブロードバンドルーター MN8300W を導入しました。購入時 BUFFALO の WHR2-A54G54 とどちらにしようかと迷いました。BUFFALO は無線 LAN 機器で実績があり IEEE802.11a / b / g を同時に使えるというのも WHR2-A54G54 は魅力的でした。また BUFFALO は Centrino との互換性テストもインテルと協力関係にありましたし、何より BUFFALO の無線 LAN 機器は使っている人が多くトラブった時の情報収集が楽だという事で心が動きました。ただ、無線 LAN チップが WHR2-A54G54 は Atheros でない事が気が乗らなかった要因の一つでした。当時の無線 LAN チップは各社呼び方は違いますがフレームバースティングという同様の方法で実行転送速度を上げようとしていました。

Broadcom の Xpress Technology や Intersil の PRISM Nitro と呼ばれる機能です。Atheros の Super A/G と言われる機能はフレームバースティングに加えてデータ圧縮機能もあり機能的に一歩進んでいる様に僕は思いました。実際には圧縮済みデータでは効果がないという事もある様ですが個人的に期待している機能でした。そんな事でこの Atheros の無線 LAN チップが搭載されていてファームウェアのアップで Super G に対応するという NTT-ME の MN8300W に決めました。また、ネットワーク・プロセッサがインテル IXP422 という事でルーター部分も強力ですし GapNAT 機能搭載などマニアックな設定もあり筐体も高級感があって満足です。今時、珍しくしっかりした取説本が付いている事が示す様に設定項目が多くて、機器の能力を使いこなすまでには相当スキルが必要な感じですが設定項目が多いのは嬉しいですね。

MN8300W には 10BASE-T/100BASE-TX 対応の4ポートスイッチングハブが内蔵されています。メインマシンの FMV-575D4/改 は有線 LAN で接続し、ThinkPad i 1200 (1161-234) は MN8300W に付属の MN-WLC54g-HQ という無線 LAN PC カードで WPA-AES 接続しました。あともう一枚 MN-WLC54g-HQ を単体購入して家族の SONY の VAIO (PCG-FX55S/BP) を同様に接続していました。その後、僕のメインマシンは FMV-575D4/改 から ThinkPad T42p (2373-P1J) になり、家族の VAIO も壊れて現在は NEC LaVie L (PC-LL750/MG)へと変わりました。ThinkPad T42p (2373-P1J) は通常は ドック III にドッキングした状態で有線 LAN で接続し、ドッキング解除時には本体内蔵の無線 LAN 機能でワイヤレス接続しています。実際に無線 LAN を使ってみると本当に便利ですね。

回線環境は同じでも 10BASE-T 接続のハード的にも低スペックマシンな FMV-575D4/改 と、ThinkPad T42p (2373-P1J) という高スペックなマシンではもの凄く通信速度が違いますね。無線 LAN に関していえば ThinkPad T42p (2373-P1J) の内蔵無線 LAN チップも Atheros 製ですがドライバの関係で通常では Super G で接続できない様です。方法はあるみたいですが余り深く調べてはいません。なぜなら同じ Atheros 製の無線 LAN チップのみでワイヤレスネットワークを構成出来る訳で相性的にも良いはずですし、MN8300W と MN-WLC54g-HQ という無線 LAN PC カード間では Super G で接続する様に設定しても、ThinkPad T42p (2373-P1J) の内蔵無線 LAN へはこれと言って影響がないからです。MN8300W と余り離れて使う事もほとんどないのですが有線時も無線時もネット使用感は変わりません。

画像:はい〜る KIT NAS NV-NAS390 はい〜る KIT NAS NV-NAS390

NAS を増設 :LAN を構築するとファイル共有など便利に使える訳ですが、例えば2台のパソコンでファイル共有をする場合には双方の電源が入っていなければなりません。また、フォルダの共有設定を片方もしくは両方のパソコンで行う必要があります。一時的に行うのは良いですが個人的にセキュリティー上あまり好きではありません。そういった考えから NAS (Network Attached Storage) を増設する事にしました。購入したのは NOVAC の「はい〜る KIT NAS NV-NAS390」というモノで HDD が付属していない NAS 対応 HDD ケースです。これにベアドライブの HGST Deskstar T7K250 (HDT722525DLAT80) 250GB 7,200rpm を購入し内蔵しました。つまり、 250GB の NAS として使える訳でファイル共有やバックアップファイルの保存などファイルサーバー的に使っています。

画像:Deskstar T7K250 を NV-NAS390 に内蔵 Deskstar T7K250 を NV-NAS390 に内蔵

セキュリティー設定もブラウザを利用して簡単にフォルダ毎のアクセス制限などを行う事が可能です。ただ、NV-NAS390 自体高性能なモノではなくファイル転送速度が遅かったり、セキュリティーも含めて設定出来る事が少ないなど他社の NAS より劣る部分も多くあります。また、内蔵冷却ファンの音が大きいという欠点もありますが単機能な分かえって設定で迷う事なく使えます。無線 LAN ルーターの MN8300W と有線 LAN で NV-NAS390 を繋ぎバックアップ時やファイル共有時に NAS の電源を入れる感じで使っています。NAS の電源が入っていれば無線 LAN 接続したパソコンからアクセス出来ますので、NAS にダウンロードしたドライバやソフトウェアのパッチなどを入れておけば共有できます。ドライバを必要としないこのタイプの NAS は LAN が構築されていれば直ぐにどのパソコンからも使えて便利です。

NV-NAS390 購入時に同じ様な NAS 対応 HDD ケースで有名な玄人志向の玄箱とどちらにしようか迷いました。実際に玄箱の方が高性能で Linux の知識があれば様々な事が出来ておもしろそうでした。しかし、その時は Linux の勉強をしようという気持ちの余裕もなく設定が簡単で初心者向きな製品の NV-NAS390 を選びました。今にして思えば NV-NAS390 も使用上不足も感じませんが、やはり残念ながらモノ足りなさも覚えますね。NV-NAS390 は購入後にリリースされたファームウェア Ver.1.05 へアップデートする事でファイルシステムが FAT32 形式から、専用フォーマットの EXT3 形式に変更されて1つのファイルの大きさが 2GB 以上のファイルを扱える様になりました。転送速度の遅さは気になりますが、この変更で動画ファイルなども気楽に保存出来る様になり 250GB の容量をより活用できます。

(2009/06/11)

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新築に伴いネットワーク環境が一新 (宅内 LAN 設備)

ひらいてねット+(プラス)導入 :2006年に家を新築する事になり、自分の部屋に関して僕や介助してくれる母の使い勝手が良い様に自分で細かな部分もパソコンで設計図を書いて説明し、棟梁さんにお願いし造って頂きました。ネットで見つけた「こういうモノをここに付けて欲しい」とか「洗面台の高さを何 cm に」など具体的に要望しました。そして、もう一つ家全体の事として僕の希望を入れてもらいました。それは今後のパソコンや家電も含め宅内のネットインフラが重要になってくると思いましたので、今回新築に伴い宅内に LAN ケーブルを埋め込んでもらおうと思ったのです。宅内でパソコンなどを使うには無線 LAN もありますが、今後 HDD レコーダーなどの家電機器が増えてくると予想され、それら全てを無線 LAN 接続すると帯域も圧迫しますし、何より高速通信の安定性や信頼性では有線 LAN が優れています。

全ての部屋に LAN ケーブルを引かなくても拠点的な部屋にさえ引いておけば、電波状況によってはそこに無線 LAN のアクセスポイントを増設する事も出来ますし、後々状況によって色々な対応をする自由度があり便利に使えると思いました。実際にどの様にするのが一番良いのかネットで調べている時に、松下電工の「宅内 LAN パネル ひらいてねット」というモノを見つけました。価格的にも手頃でしたし僕の希望をかなえるのにぴったりの製品でした。棟梁さんに早速、「ひらいてねット」4ヵ所用 (WTF35635W) を取り付けて欲しいとお願いしました。4ヵ所用というのは通信回線の拠点となるメインパネルと、各部屋へ取り付けるマルチメディアコンセント (TEL & LAN モジュラージャック) が3個という事です。ちなみに同製品にはその他に「ひらいてねット」3ヵ所用 (WTF35625W) というのもありました。

画像:ひらいてねット+(プラス) (WTF35735W) ひらいてねット+(プラス) (WTF35735W)

丁度、「ひらいてねット」の後継製品である「ひらいてねット+(プラス)」に切り替わる頃だったのか、実際に我が家に取り付けられていたのは「ひらいてねット+(プラス)」4ヵ所用 (WTF35735W) でした。「ひらいてねット+(プラス)」のラインナップには2ヵ所用 (WTF35715W) や3ヵ所用 (WTF35725W) というモノもあります。「ひらいてねット」と後継製品の「ひらいてねット+(プラス)」の違いは、メインパネルに光ファイバーまたは CATV などの同軸ケーブルを引き込む為の通線孔が追加された以外機能的には全く変わりません。メインパネルには ADSL / IP 電話使用時と電話専用 (FTTH または CATV 接続など) 使用時を切り替えるスイッチや、ADSL のスプリッタを接続する為のモジュラージャックもあり、切り替えスイッチを「ADSL / IP 電話」側にすると接続したスプリッタを経由する様になる訳です。

画像:マルチメディアコンセント (WTF16216W) マルチメディアコンセント (WTF16216W)

電話回線自体はメインパネル内部で各部屋へ取り付けるマルチメディアコンセントの電話用モジュラージャックへ分岐されますが、LAN に関してはメインパネルに3つある LAN のモジュラージャックと各部屋へ取り付けるマルチメディアコンセントの LAN 用モジュラージャックがそれぞれ接続されているのみです。つまりスイッチングハブなどでメインパネル内部で各部屋へ分岐している訳ではありません。接続に使用されている LAN ケーブルは CAT5E なのでケーブルの規格上は、メインパネルにある LAN のモジュラージャックを 1000BASE-T 対応の Gigabit Ethernet スイッチングハブで接続すれば宅内の有線 LAN を Gigabit Ethernet 化する事が出来るはずです。実際にはノイズなどの影響もありやってみないと分かりませんけどね。Gigabit Ethernet スイッチングハブも価格が下がり導入も難しくない状況になってきました。

松下電工からは宅内 LAN を実現するタイプの製品が色々と出ています。「ひらいてねット」に 10BASE-T/100BASE-TX 対応のスイッチングハブを内蔵した感じの「まとめてねット」やその他 TV 配線も一緒にしたモノなど様々です。「まとめてねット」の内蔵スイッチングハブをスペックアップして 1000BASE-T 対応の Gigabit Ethernet スイッチングハブにした「まとめてねット ギガ」というモノも出た様です。実際のところスイッチングハブが内蔵されていると配線が煩雑にならず良いのですが、一般的にネットワークトラブルなどの事例を見ると案外スイッチングハブの故障という事も見かける為に、僕は価格が安かった事もありますがスイッチングハブが内蔵されていないシンプルな「ひらいてねット」を選びました。これなら市販のスイッチングハブを購入して接続し、もし故障したとしても自分で簡単に交換できますからね。

画像:ひらいてねット+(プラス) パネル周辺 ひらいてねット+(プラス) パネル周辺

「ひらいてねット+(プラス)」4ヵ所用を導入時にメインパネルを僕の部屋に取り付けてもらいましたので、そこに雷防護機器のサンダーカット XD やミヨシの ADSL スプリッタ (ASP-SD2)、および ADSL モデム (MN III) や無線 LAN ブロードバンドルーター (MN8300W) を接続しました。以前の家の様に壁のモジュラージャックから離れた場所に ADSL モデムを置く必要が無くなり、配線長も短く出来ますので効率が良くなりましたね。各部屋へ取り付けるマルチメディアコンセント (TEL & LAN モジュラージャック) はリビングのテレビ裏の壁と、同じくリビングに置くコードレス電話機の親機設置場所、そして二階の兄の部屋という3ヵ所に配置しました。二階に一本引いてあれば万が一電波状況が悪くても無線 LAN のアクセスポイントを増設する事も出来ますし、スイッチングハブなどを取り付ければ柔軟にネットワークを増設できます。

現在はメインパネルにある3つの LAN のモジュラージャックはスイッチングハブに接続していませんので、宅内の有線 LAN ネットワークは機能していません。現状でも MN8300W 内蔵のスイッチングハブとメインパネルにある LAN のモジュラージャックをそれぞれ接続すれば宅内の有線 LAN ネットワークを使えるのですが、1000BASE-T 対応でコンパクトな5ポートぐらいの Gigabit Ethernet スイッチングハブで良い製品が出たら購入して接続しようと思っています。現状、ネットワークを使用する家電が我が家にはないので徐々に宅内の有線 LAN ネットワークを整備していくつもりです。宅内の有線 LAN ネットワークが有ると無いとでは家電も含めて今後の楽しみ方に差が出ると思いますね。今後 HDD レコーダーやメディアサーバーなどを購入した時に「ひらいてねット+(プラス)」の効果が出てくると思っています。

「ひらいてねット+(プラス)」は導入コストが低いわりに汎用性があり個人的にもの凄く満足感がありました。新しい家になったので再度 NTT のサイトで調べた結果、線路距離長(エンドユーザー 〜 NTT 収容ビル)まで 2,230m、伝送損失 48dB という結果でした。以前の家の時よりも NTT 収容ビルまでの距離が 20m 近くなり、伝送損失が 6dB 増えたという事になります。この差に関してネット接続時の使用感はあまり以前と変わらない様です。

(2007/12/15)

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TV/BS アンテナ関係

TV アンテナ分配と地デジ用に分波器導入 :2006年秋に引っ越し後、時を同じくする様にして僕の住んでいる地域も地上デジタル放送が開始されました。それまで僕の部屋で使っていたテレビは Panasonic の VIERA (TH-22LX20) という 22V 型液晶テレビです。2003年の秋に発売されたモデルで VIERA シリーズの初代に当たります。購入当時、地上アナログ放送の EPG (G-GUIDE) が使えるのはほとんどありませんでした。VIERA (TH-22LX20) は受信できる放送全ての番組表を見られる事も気に入りましたし、先行投資的ではありましたけど地デジチューナーも内蔵されています。22V 型というサイズも僕の部屋には丁度良い大きさでしたし、思っていたよりも液晶が綺麗でした。2003年の年末に購入したのですが約3年を経てやっと内蔵の地デジチューナーが活躍できる状況になった訳です。

画像:マスプロ VU/BS/CS 2分配器 (CSP2D-P) マスプロ VU/BS/CS 2分配器 (CSP2D-P)

VIERA (TH-22LX20) には地上アナログ放送と地上デジタル放送、BS/110CS デジタル放送という3つのアンテナ入力端子があります。新しい家は全ての放送信号を一本に混合して各部屋へ配線されています。つまり分配機(スプリッター)を使ってアンテナ線を分けるか、分波器(セパレーター)を使って各放送用の周波数で分ける必要があります。各放送用に分けてアンテナ端子に接続する場合は一般的に分配機より分波器を使って分けた方が信号が減衰しにくいという事なのですが、ThinkPad T42p の ドック III に取り付けた ELSA の EX-VISION mini DX という FM/TV チューナー PC カードにも TV アンテナを接続したいので、壁のアンテナ端子からケーブルを挟みマスプロ電工の VU/BS/CS 2分配器 (CSP2D-P) を接続して EX-VISION mini DX 用と VIERA (TH-22LX20) 用の2つに分けました。

画像:マスプロ 3出力型セパレーター (SR3TL2-P) マスプロ 3出力型セパレーター (SR3TL2-P)

VIERA (TH-22LX20) はマスプロ電工の VU/VU/BS(CS) 3出力型セパレーター (SR3TL2-P) という分波器を購入し接続しました。この SR3TL2-P は地上デジタル放送と地上アナログ放送 (V/U)、衛星放送の BS/110CS 信号を本器1つで3つに分ける事が出来ます。アンテナ端子が3つある現在の様な地上アナ/デジ混在の機器にはこういった VU/VU/BS(CS) 3出力型セパレーターは簡単に地上アナ/デジ両方が見られて便利ですね。3分配器を使用するより伝送信号の劣化が抑えられますしね。EX-VISION mini DX の方は以前はアンテナケーブル接続でしたが、SR3TL2-P が気に入り今後の拡張を見据えて追加購入し接続しました。これで ThinkPad T42p のドッキング時にはパソコンで地上アナログ放送が見られ、VIERA (TH-22LX20) ではデジタル3波放送と地上アナログ放送を見る事が出来る様になりました。

VIERA (TH-22LX20) には松下の独自サービスの T ナビ用に 10BASE-T Ethernet ポートがあります。T ナビはその後に各社共同のデジタルテレビ向けのポータルサービス事業の「アクトビラ」に移行しました。2007年末時点ではアクトビラのサービスは映像配信対応の「アクトビラ ビデオ」と、より高画質版の「アクトビラ ビデオ・フル」。そして主に文字や写真による情報提供の「アクトビラ ベーシック」という大きく分けると2種類のサービスがあります。僕の使用している VIERA (TH-22LX20) はこの基本的な機能の「アクトビラ ベーシック」にしか対応していません。T ナビ時代にもほとんど必要性を感じなかったので使いませんでしたが、その内に「アクトビラ ベーシック」がどんなものかブロードバンドルーター の MN8300W に接続して試してみたいと思っています。

(2009/06/11)

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雷対策とノイズ対策

雷防護機器の必要性 :雷によって家電製品も含め電話機や FAX などの通信機器が壊れる事も最近では珍しくありません。もちろんパソコンやその周辺機器も例外でなく直撃雷でなくとも誘導雷の雷サージが電力線や通信線、アース線や TV アンテナなどから進入して機器を壊します。とはいえ自分で実害を経験するまでは、人から聞いたり雑誌などの記事では見ていましたが他人事の様に思っていました。しかし数ヶ月の間に2度も雷サージでモデムを壊されましたので、文字通りに他人事ではなくなり切実に雷対策機器を購入し雷対策をしようと思いました。まずは敵を知らなければ対策も取りにくいと思い雷対策についてネットで検索しました。パソコンも含め情報通信機器の雷被害が珍しい事ではないという現状を反映してか色々なメーカーから雷対策機器がリリースされています。

機器が多機能になり電子回路が高集積化し以前の機器より雷サージに弱くなったり、パソコンやモデムが増加している為もあるとは思いますが、問題はどうも電力線と通信線を必要とする機器が多くなり雷の通り道が出来てしまった事による様です。つまり「通信線から入った雷サージが機器を通過して電力線に流れたり」または「電力線からの雷サージが通信線や LAN などに流れたり」して、その経路にある通信機器やパソコンなどの電子回路を壊してしまうらしいです。以前の様な通信線だけに接続されていた古いタイプの電話機などは雷サージが通信線から侵入しても、他へ電流が流れ出す経路がない為に雷が直撃した場合以外はほとんど大丈夫だったという事もあるらしいです。最近の電話機などは通信線の他に AC アダプタなど電力線との接続が必要になるのが普通です。

つまり、主に電力線と通信線を必要とする機器が雷サージの影響をより受けやすいという事だと思います。とはいえ宅内の電力線や通信線、アース線や TV アンテナなどの回線経路の接続状況で機器への雷サージの影響は一様ではない様です。しかし、パソコンやモデムなどの機器は電力線と通信線を接続をしなければどうにもなりません。まぁ、ノートパソコンなどは雷が近くに来たらバッテリーを使用してネット回線を無線 LAN で接続すれば雷サージとは無縁になる訳ですが、無線 LAN の AP はそうもいきませんし雷が鳴る度にそれらの機器の電源コードや通信ケーブルを抜くのも現実的ではありません。雷対策機器を設置したからといって雷被害を完璧に防ぐ事は出来ませんが、ある程度安心して機器を使用したいと思うならば取り付けなくてはならないモノになってきていると思いました。

実際に雷対策機器を選ぶにしても各メーカーから様々な方式のモノがあります。「バリスタなどのサージ吸収素子」を使ったモノや「ガスチューブ型放電管(ガスチューブアレスタ)」とか「PNPN 半導体サージ防護素子」、「アレスタ(避電器)」など色々です。それぞれ特性があり保護する回線によって使い分けられている様です。主に「バリスタタイプ」のモノは電力線系のモノに使われていますし、「ガスチューブタイプ」のモノはアナログの通信回線系に向いている様です。「PNPN 半導体タイプ」は応答速度が速く ISDN 回線には向いている様ですが、ADSL には特性が合わない様ですね。「アレスタタイプ」は主に通信回線系などに使用されているみたいです。それぞれの方式によって反応速度や対雷サージの耐性などの違いがあるので各回線に適した方式がある様です。

アナログ・ダイヤルアップ接続環境の雷防護 :雷サージ対策の方式やサージ防護・吸収素子の細かな仕様は技術者でないと良く分からない部分ですが、ネットで見た結果を自分なりに解釈すると「電力線から通信線、または通信線から電力線へ雷サージ電流をバイパスする方法」が一番有効らしいという事が解りました。これだと電力線と通信線の双方からの雷サージから通信機器やパソコンを保護できます。当時、我が家はアナログ・ダイヤルアップでのネット接続でした。そしてネット検索している内に白山製作所というメーカーのサンダーカット P-1-WM が我が家の状況に一番合っている様に思えたので技術的な事や導入方法などを問い合わせました。その結果、サンダーカット P-1-WM の高性能版である雷防護アダプタ MD-A の方が少し高価ですがより良いのでは・・・とアドバイスを頂きました。

画像:導入した NTT-AT 雷防護アダプタ MD-A 導入した NTT-AT 雷防護アダプタ MD-A

雷防護アダプタ MD-A は ISDN 機器用に開発されていて将来もし ISDN に移行しても使えます。性能も動作電圧が低く動作スピードが早い「PNPN 半導体サージ防護素子」を使ったモノという事で高い雷防護効果が期待出来そうです。サンダーカット P-1-WM の方は動作スピードがやや遅いのですが対雷サージ電流容量の大きい「ガスチューブ型放電管」を使ったモノの様です。アナログ端末では通信線からの雷サージにおいては「ガスチューブ型放電管」を使ったモノも有効ですが、ISDN の場合には「PNPN 半導体サージ防護素子」を使ったモノでないと動作の遅れにより上手く機器を保護出来ない事もある様です。その様な事から将来の ISDN 移行に備えて雷防護アダプタ MD-A の方を購入しました。この雷防護アダプタ MD-A は白山製作所が製造し NTT アドバンステクノロジのブランドとして販売されているモノです。

また、サンダーカット P-1-WM も雷防護アダプタ MD-A も共に通信線と電力線の両方からの雷サージ侵入に対して、大体同性能で対応出来るらしく安心です。つまり、保護する機器の手前で雷サージを「電力線から通信線」または「通信線から電力線」へバイパスさせる事で通信機器やパソコンを守る訳です。接続自体は壁の「モジュラージャック」〜「雷防護アダプタ MD-A」〜「完全ノイズ対策2線リレー式 自動転換秘話アダプタ MSR-323」と繋ぎました。この MSR-323 はミヨシというメーカーのモノで電話回線を3ポートに分岐させるモノです。ただし、単純に分岐するのとは違いパソコンでファイルをダウンロードしている最中に家族が電話機の受話器を上げても、ネット接続が切断されるという様な事が無くお気に入りです。同様の機能の製品が色々なメーカーから出ていますし自動転換や手動転換などがあります。

画像:ミヨシ 自動転換秘話アダプタ MSR-323 ミヨシ 自動転換秘話アダプタ MSR-323

MSR-323 には TEL-1、TEL-2、FAX/MODEM という3つのポートがあります。この FAX/MODEM ポートはリレーを使って TEL-1、TEL-2 ポートと遮断されているので FAX/MODEM ポートに接続した機器からノイズがのって来ても、TEL-1、TEL-2 ポートに接続した機器には影響を与えない様になっているという事をサポートの方からお聞きしました。最初に接続した時にはその事を知らず僕の使用するパソコンの通信速度が落ちてしまいましたが、速度低下の原因となった回線を FAX/MODEM 接続ポートを変える事によって以前通りの通信速度になりました。この「MSR-323」で分岐した3ポートにはそれぞれ電話機、兄のパソコン、僕のパソコンの3つの機器を接続する事になります。兄のパソコンは二階にあり長いモジュラーケーブルを使って兄の部屋まで引いていました。

通信速度低下の原因はこの長く引いたモジュラーケーブルでした。当時の我が家は度重なる増改築のため電力線の屋内配線が壁裏など隠れていない部分があり、柱沿いや壁沿いにケーブルが露出している所がありました。二階の兄のパソコンまでモジュラーケーブルを引く時に2ヶ所モジュラーケーブルと電力線配線が交差してしまう所がありました。その為に兄のパソコンに繋がっているモジュラーケーブルからノイズが乗って来てしまい MSR-323 の他のポートに接続された機器に影響を与えた訳です。結局この兄のパソコンからのモジュラーケーブルを MSR-323 の FAX/MODEM ポートに接続する事で解決しました。あと、MSR-323 から僕のパソコン迄のモジュラーケーブルをノイズ対策のためダブルツイストモジュラーコードを使用しています。これは MSR-323 と同様にミヨシというメーカーのモノです。

雷対策機器導入によってどうしても機器を接続するに当たり接点が増える事になりますし、壁のモジュラージャックに接続した MSR-323 から僕の部屋のパソコンまで約 5m あります。ですから「配線は出来る限り短く、出来る限り直結」という理想に反しています。結果的にノイズも乗りやすく通信速度が落ちやすくなりますので、僕の部屋までの 5m 間を一般的なモジュラーケーブルではなく高速通信の際にノイズの影響を受けにくいと言われているこのダブルツイストモジュラーコードを使用しました。ついでにフェライトコアをかませて少しでも良い通信環境を得ようとノイズ対策をしています。このダブルツイストモジュラーコードの効果は使用環境などにより大きく変わるとの事ですので、実際にどの程度一般的なモジュラーケーブルと違いがあるかは解りません。もしかすると気休め程度の効果しかないのかも知れません。

しかし、ダブルツイストモジュラーコードの特長はコードの芯線をツイストさせる事で周辺ノイズを通過させる特性があり、高速通信の際にノイズの影響を受けにくくなっていて、芯線の直流抵抗値も通常のモジュラーコードより低い材質で出来ていると聞くと結構期待してしまいますよね。これで一応は雷対策機器の導入が完了した訳です。実は2度の落雷被害で壊したのはモデムカード2枚だけではなく MSR-323 も同様に2台壊しているのです。これで雷に対して完璧という訳にはいきませんが雷対策をした事によって少しは安心していられそうです。もし、また雷サージによって機器に被害を受けたとしてもある意味諦めがつきますからね。でも、雷防護アダプタ MD-A を導入後は雷による機器の被害はありません。後の ADSL 移行まで雷防護アダプタ MD-A を使用しました。

画像:白山製作所のサンダーカット XA 白山製作所のサンダーカット XA

ADSL 接続環境の雷防護 :2003年12月に常時接続のフレッツ ADSL 環境へ移行するに当たり、雷防護アダプタ MD-A では ADSL との特性が合いませんので、同じく白山製作所が製造しているサンダーカット XA というモノを購入しました。このサンダーカット XA は ADSL / アナログ回線に最適化されている製品で雷防護方式はバイパスアレスタ方式です。雷防護アダプタ MD-A 同様に保護する機器の手前で雷サージを「電力線から通信線」または「通信線から電力線」へバイパスさせる事で機器を守る訳です。取り付け方や接続方法も同様です。また、同シリーズにはサンダーカット XSp というスプリッタ機能も内蔵したモノや、サンダーカット XD という ISDN 回線用の製品もあります。サンダ−カット XA は ISDN 回線でも問題なく使用出来る様ですが ISDN 回線には XD の方がより最適化されている様ですね。

ADSL 回線を使用するには音声信号とデータ信号とを分離するスプリッタが必要です。スプリッタ自体は ADSL モデムを NTT からレンタルしても、または購入しても付いてきますので改めてスプリッタ単体を購入する人は少ないかも知れません。しかし、色々なメーカーからノイズフィルタや雷サージ対策機能などを内蔵し付加価値を付けた製品が出ています。NTT 標準のスプリッタよりも音声信号とデータ信号とを分離する能力に違いがあるのか気になります。僕は ADSL 導入時に MN III という ADSL モデムをレンタルではなく NTT から購入しました。スプリッタも付属してきましたが、少しでも通信速度を上げる為にノイズフィルタを内蔵したミヨシのスプリッタ (ASP-SD2) を別途購入しました。ASP-SD2 にはノイズフィルタだけでなく雷サージアレスタも内蔵されています。

画像:ミヨシ NTF-2PRO(右)、NTF-22PRO(左) ミヨシ NTF-2PRO(右)、NTF-22PRO(左)

それに加えてノイズ対策として同じくミヨシのデジタルフィルタ Pro (NTF-22PRO) と、テレホンフィルタ Pro (NTF-2PRO) という2つのノイズフィルタを導入ました。デジタルフィルタ Pro はコモンモード方式のモノで通信速度向上のため ADSL モデム後部に接続し、テレホンフィルタ Pro はバンドパス方式のモノで通話音質向上のため電話機後部に接続しました。共に雷サージアレスタも内蔵されています。ついでに接続ケーブルにもこだわってモジュラーコードはエレコムのフェライトコア内蔵モジュラーケーブル (MJ-FS シリーズ) を使用しました。この製品はフェライト粉末でケーブル被覆を作ってあり内部・外部ノイズ両方に強いケーブルなんだそうです。0.1m 〜 3m 迄の6種類のサイズしかありませんが僕のお気に入りモジュラーケーブルです。取り回しに関しては一般的なモノより少し固い感じですね。

画像:ミヨシ モジュラー変換アダプタ (AAD-TO1) ミヨシ モジュラー変換アダプタ (AAD-TO1)

あと、アナログ・ダイヤルアップ環境では壁のモジュラージャックに接続した MSR-323 から、僕の部屋のパソコンまでの 5m 間をノイズ対策の為にミヨシのダブルツイストモジュラーコードを使用していましたが、同じくミヨシのモジュラー変換アダプタ (AAD-TO1) を使って LAN ケーブルで接続する様に交換しました。AAD-TO1 は8極8芯の LAN ケーブルから6極2芯のモジュラーケーブルへ変換するアダプタです。一般的にモジュラーケーブルよりも LAN ケーブルの方がノイズに強く高速通信に向いていますので、モジュラー変換アダプタを使用して LAN ケーブルで接続する事は接続距離が長くなればなる程ノイズ対策には有効だと思います。僕が使用した LAN ケーブルはエレコムのスーパーフラットブロードバンドケーブル (LD-CTFSS シリーズ) を使いました。

このスーパーフラットブロードバンドケーブル (LD-CTFSS シリーズ) は、1対ごとにノイズ対策のシールド加工がされているノイズに強いモノで厚さは 1.4mm です。取り回しがしやすく長さもまぁまぁ豊富でお気に入りの LAN ケーブルとなりました。残念ながら CAT5 準拠なので規格的には 100BASE-TX までの対応ですが、芯線数は省かれていませんので短距離なら 1000BASE-T で使えるのではないかと思っています。実際の接続は壁の「モジュラージャック」〜「サンダーカット XA」〜「スプリッタ (ASP-SD2)」と繋ぎました。スプリッタの TEL 側には緊急時のダイヤルアップ接続と FAX ソフト使用時の為に以前同様に「完全ノイズ対策2線リレー式 自動転換秘話アダプタ MSR-323」を繋ぎました。ただし電話機の後部にはテレホンフィルタ Pro (NTF-2PRO) を新たに取り付けました。

スプリッタの ADSL 側にはモジュラー変換アダプタ (AAD-TO1) を使い LAN ケーブルで ADSL モデムを接続し、ADSL モデム後部にはデジタルフィルタ Pro (NTF-22PRO) を取り付けました。ADSL はノイズの影響を受けやすいので目に見えないノイズに対してどう対策するか、またどの様な対策が効果的なのかは分かり難い部分です。でも、ノイズ対策は基本的に細かな部分から少しずつ対策する事の積み重ねだと思ってるので、使用ケーブルの質というのも軽視できない重要なファクターだという気がしますね。実感としてもっとも分かりやすい効果は電話機の通話音質向上でした。それまで少しノイジーだったのですが非常にクリアーな感じになりました。逆に考えれば実感できる程の効果が有れば、それだけ有効にノイズ対策が出来たという事だと思います。

ひらいてねット+(プラス)導入後の雷防護 :2006年に家を新築して宅内の有線 LAN ネットワークを「ひらいてねット+(プラス)」で構築した後も、基本的には以前の家での ADSL 環境時と同じ様な対策をしています。ただ今回は新築のため電話線関連や電力線関連の住宅用設備機器も今の時代のモノなのでアースなどの配線もしっかりとしているはずです。なので同じ対策をしても以前より効果的かも知れませんね。あと、引っ越し後にインターネットを使っていて感じたのですが、以前の家では NTT の保安器が古かったせいか、それともノイズの為かは分かりませんが、通信中に電話が来るとネット接続が切れる事が度々ありました。しかし、新しい今の家ではそういった事がほとんど無くなりました。安定した通信環境になり快適なネット活用が出来て嬉しいです。

画像:サンワサプライ 雷ガード (TAP-SP6) サンワサプライ 雷ガード (TAP-SP6)

その他の雷対策 :下記の ES 725 (BE725JP) を導入した事によりサンダーカット XA も含め二重三重の雷対策となりました。電力線系には加えてサンワサプライの雷ガード内蔵タップ (TAP-SP12) や雷ガード (TAP-SP6)、エレコムの雷ガード機能付き AC アダプタすっきりタップ (T-AD5K2610WH) も使用しています。もちろん完璧はないのですが一般的な家庭のパソコン環境としては十分な対策が出来たと思っています。最近は同じ様なタップを買うにしても雷ガード内蔵を選ぶ様になりました。雷ガード内蔵のタップを多段階接続するのは良い事なのか良く分かりませんが、万一の時には雷サージをどこかで止めてくれると期待していす。とはいえ、やっぱり雷が近付くとビクビクとしますね。結局は最終的に行き着く最高の雷サージ対策は、ゴロゴロと雷が鳴ったら全ての接続ケーブルを抜くという事なんですよね。

(2009/06/11)

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UPS (無停電電源装置)

画像:APC の ES 725 (BE725JP) APC の ES 725 (BE725JP)

更なる安心を求めて UPS 導入 :当時、我が家は古い上に度重なる改築で電気配線が効率よく配線されておらず、電子レンジやエアコンの使用が重なるとブレーカーが落ちる状態でした。FMV-575D4/改 使用時も気を付けながら何とか乗り越えてきましたが ThinkPad T42p (2373-P1J) 購入を期に UPS (無停電電源装置) である APC の ES 725 (BE725JP) を導入しました。実際のところ ThinkPad T42p 本体はバッテリーがありますのでそれが UPS 的な機能をしますが、ドック III に搭載したセカンド HDD などは保護できません。それに ES 725 (BE725JP) は電源のバックアップだけではなく電力線や通信回線からの雷サージ保護機能もありますのでパソコンや通信機器を守れます。ES 725 (BE725JP) はバックアップコンセントが4つ、サージ保護のみのコンセントが4つ、計8つのコンセントがあります。

その他 ES 725 (BE725JP) は電話回線用 (RJ11) と LAN 用 (RJ45) の共用ジャック、TV アンテナ用端子のそれぞれ IN と OUT 用端子があります。それらの回線も ES 725 (BE725JP) を経由する様に接続すればトータルで雷サージの保護対象になります。僕の場合は電話回線用 (RJ11) のみを ES 725 (BE725JP) を経由する様に接続しています。また、ES 725 (BE725JP) は USB ケーブルでパソコンと接続し、同梱の PowerChute Personal Edition というソフトをパソコンにインストールする事で設定や各種電源関連のステータスを確認できます。現在は2006年秋に新築した家に引っ越して契約容量的にも電気配線的にも余裕がある環境になり、余程の事がない限りブレーカーは落ちません。しかし、瞬間的な停電や電圧変動、雷サージや電気ノイズでも動作して保護してくれますので手放せない安心感がありますね。

画像:取り外した内蔵バッテリー 取り外した内蔵バッテリー

内蔵バッテリーを交換 :2004年10月に ES 725 (BE725JP) を購入して使用しているのですが、最近頻繁にリレースイッチが切り替わるカチッという音がする様になりました。内蔵バッテリーも通常は3〜4年で寿命らしいので APC BE725JP 交換用バッテリキット RBC17J を購入し交換する事にしました。交換作業自体は簡単で ES 725 (BE725JP) 本体の裏蓋を外し(+)(−)のコードを抜き差ししてバッテリーを入れ替えるだけです。ただ、バッテリー自体が重いしコードがギリギリの長さしかなく窮屈な作業ですし、片方の接続端子がきつく外れなかったり少し手間取りました。無事にバッテリーを交換後はリレースイッチが切り替わるカチッという音もしなくなりました。やはり、内蔵バッテリの劣化によるものだった用ですね。またこれで急に停電しても作業内容をゆっくり保存し、焦らずにパソコン操作を終了する事が出来ます。

(2009/06/11)

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